カンテレ通信

第3・第4日曜 午前6:30~7:00

原則、毎月 第3・第4日曜の2回(5週月は第4・第5日曜)

2016年12月11日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様の様々なご意見・お問い合わせを紹介します。

今回は、
・海外からの生中継などで“声”が遅れるのはなぜ?
・気象情報で海上の気圧はどうやって測定するのか?
・首相や大統領を“さん”付けで呼ぶことに違和感がある
についてお答えします。

※このコーナーでは、皆様のご意見を募集しております。ご紹介させていただいた方には、毎週火曜・夜9時から放送中のドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』の番組特製オリジナルクリアファイルを差し上げます。皆様からのご意見をお待ちしております。

みんなのニュース ワンダー

海外から生中継をするときに、こちらが話した内容はしゃべってから間があって、遅れて相手に声が届いていますが、相手がしゃべったことはすぐ、こちらに声が届いているように見えます。
なぜですか。

報道技術部からの回答

海外・国内に限らず、生中継では映像や音声をデジタル信号に変えて送るため、1秒前後の時間の遅れが生じます。
現場の記者の映像と音声は衛星やインターネット、携帯電話回線を使っていったん本社に送られ、本社のスタジオから放送しています。
いっぽう本社のスタジオから現場へは、携帯電話回線を使って音声を届けています。
本社スタジオ・現場ともにほとんど遅れはなく、それぞれがすぐに返答していますが、本社から現場、再び本社へとやりとりする際に遅れが生じてしまいます。

映像・音声の伝送にかかる時間をできるだけ減らすよう、技術的な工夫を凝らしてはいますが、現状ではご覧いただいているような遅れが限界です。
スムーズな受け答えが理想ですが、現状をご理解いただければと思います。

石巻アナウンサー(補足)
つまり、本社から中継現場への呼びかけはほぼ時間差なく現場へ届いていて、現場のリポーターもすぐにしゃべり始めているんです。
ただ映像と音声のデジタル処理に一定の時間がかかるために、スタジオのテレビに映る現地の様子というのは、1秒以上遅れて届いているわけです。
ですからお茶の間で見ていると、リポーターがスタジオの質問を聞いてからしゃべりだすまでに時間がかかるように見える、ということなんですね。

番組コメンテーターより

わかぎゑふさん
結局、スタジオでは「遅れてるもの」を聞いてるんですね。

石巻アナウンサー
そうです。
1秒以上遅れたものを聞いているわけです。

影山貴彦さん
技術的なことは何となくわかりましたが、視聴者の方が気になっているのは、その「遅れる」ことによって互いのおしゃべりがぎくしゃくするというか、かぶるというか、そこだと思います。
中継の現場がリポートしている途中なのに、スタジオがそれに割って入って次々に質問する、といったところをよく見ます。
番組の作り手だった身からすると、やはり中継現場というのは大事にしてほしいです。

説明を聞くと(映像・音声の遅れは)現場でもスタジオでも同じことのようですので、現場も気をつけなければいけませんが、それでもいろいろなことが起きているのは、やはり現場です。
そこを気をつけてほしい、思いやってほしいと思います。

みんなのニュース ワンダー「天気予報」

片平さんの天気予報はわかりやすいので、いつも楽しみにして農作業に生かしています。
いつも天気図を使って説明してくださるとき、気圧の等圧線を見ながら思うのですが、陸上は推測できるのですが、広範な海の上の気圧はどのようにして測定しているのですか。

気象予報士・片平敦さんからの回答(VTR出演)

陸上は観測点がいっぱいあるけれど、海の上の等圧線はどうやって引いているんだろう、という疑問ですね。
海の上には観測所がないように見えますが、実はいっぱいあって、それは日本付近を行き交っている船なんです。
海上を行き交っている国や民間の船から、決まった時間にデータを送ってもらい、気象庁がそのデータを使って海の上でも等圧線を引くことができる—というわけなんです。

また海上に浮かんでいるブイを使うこともありますし、さらにスーパーコンピューターも使って海上の様子を推測し、より高い精度で等圧線を引いているのです。

みんなのニュース ワンダー

この番組でもそうですが、安倍首相やオバマ大統領のことを「さん」づけで呼ぶのはなぜですか。
まるで友達みたいに。

報道センターからの回答

ご意見をありがとうございます。
関西テレビのニュース番組でも、ニュースそのものや客観的な情報をお伝えする場合は、政治家などの呼び名は正式な呼称を使っています。

正しい肩書でなく「さん」づけで呼んでいるというご指摘は、スタジオで解説者やコメンテーターが、ニュースに関する補足説明や感想などを話し合うときのことだと思います。
その場合は、自由闊達な議論や分かりやすい解説を交えて、ニュースの背景には何があるのか、このニュースをどう受け止めればいいのか、などを考える材料を視聴者の皆さまにお届けすることを心がけています。

難しくとっつきにくいような政治のニュースでも、分かりやすく親しみやすい解説やトークを行うことを意識しているため、肩書にこだわらず省略したり、親しみを込めて「さん」づけで呼ぶ場合もある、というふうに使い分けております。

番組コメンテーターより

わかぎゑふさん
私はたぶん、自分はコメンテーターで(番組に)出ていたら「さん」と言ってしまいますね。
「安倍さん」とか「オバマさん」と言う方だと思います。
友達と思っているわけでも何でもないですけれど(笑い)、やはり「さん」は敬称としていちばん一般的な言葉であるという意味で。

影山貴彦さん
僕はこれに関しては、わかぎさんと逆です。
局を問わず「さん」づけをしている場合は多いですが、総理、大統領など役職にある人は議論の対象なのであり、特にテレビなどメディアでは役職の呼び名を使えばいいと思います。

フランクな形として「さん」づけで呼ぶことも否定はしませんが、原則は「総理大臣」「大統領」などと呼ぶべきではないかと思います。

番組審議会報告

11月10日(木)に開催された第580回番組審議会の報告です。
全国ネットドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』が審議されました。

カンテレEYE

カンテレEYE

関西テレビの番組を中心に、メディアリテラシー<メディアのメッセージをどう読み解くか、またどうつきあっていけばいいのか>についてご紹介します。

今回は、11月に行われました「地方の時代」映像祭2016についてご紹介します。

インフォメーション

次回予告

『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。
次回は、12月18日(日)放送予定です。
放送に使われる言葉についての指針である『FNS用語ハンドブック』と、その編纂を担当する「フジテレビ系列用語統一部会」についてご紹介します。

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