関西テレビ放送

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テレビの素

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※放送を終了しました

パーソナリティ

MC:ロザン
進行:杉本なつみ(関西テレビアナウンサー)
ゲストコメンテーター

視聴者とともに番組作りをしたり、市民メディアや研究者と討論したりしながらテレビについて楽しみながら考えていきたい。
これまで「テレビの木」として放送してきたメディアリテラシー番組をブラッシュアップしていきます。
この番組ではこれまで通り、テレビの番組制作にまつわる情報を公開していくのはもちろん、時にはメディアリテラシー活動を実践していく中でテレビを中心とする映像文化についても考えていきます。
この番組を通じ、少しでもテレビのことを考えて欲しい。またもっと好きになって欲しい。そしてテレビ番組はどうやって作られているのか、作っている人は何を考え、何を「素」に作っているのか。そんなテレビの基本を知りながら、テレビをもっと上手に楽しむ方法を考えます。
高学歴芸人のロザンをMCに迎え、難しいテーマも分かりやすく楽しめる内容を目指します。

2010年5月16日(日)

ゲスト

わかぎゑふ(作家)


内容

特集

深夜番組を担当しているスタッフが、世代を超えてスタジオに集まり、「テレビ表現の可能性を広げる」「新しいチャレンジが出来る」などのメリットが言われる一方、「表現が行きすぎ」「品がない」などの批判も浴びがちな深夜バラエティについて語りました。彼らの本音や苦労話、制作者としての喜びに迫りました。

ロザンのギモン!

ロザンのギモン!

宇治原 さあ、ここからはですね、物知りなゲストに我々がいろいろ教えて頂こう、というコーナーでございます。
杉本 どうしたんですか。わかぎさん。
宇治原 どうしたんですか、何を笑ってるんですか。
わかぎ 物知りって。
僕も聞いてて、お前が言ったら、なんか皮肉やねん。
わかぎ そうですよね。
宇治原 そんなことないで、別に。
わかぎ ものすごい、なんか。
宇治原 毎回、物知りなゲストをね。
わかぎ 物知りのくせに。
僕の疑問ですか、でも。
宇治原 いや、我々が分らないようなことを聞くんです。
我々じゃない、僕が分らないことです。
わかぎ 菅さんが。
杉本 菅さんの疑問をお願いします。
じゃあ、こちらです。「大阪のテレビってどう?」
杉本 わあ、ざっくりした質問。
宇治原 ざっくりやね。質問。
わかぎ それが、疑問ですか。
疑問です。「大阪のテレビってどう?」
宇治原 僕らもね、東京に呼んでいただいたりとかもありますけれども。
ゑふさんもね、東京、大阪という両方のイメージがありますから。
わかぎ 大阪のテレビ、あ、あの、のろいです。あははは。ゆっくりしてますよね。それは、悪い意味じゃなくて。あの、耳障りがいいっていうか。人間の喋るスピードで喋ってる感じが、すごいします。それは、あの、私が大阪人だからじゃなくって、人間がちゃんと、喋っている言葉がちゃんと理解できるように聞こえてきます。特に深夜なんかはそうですよね。
杉本 よくね、関東の人には、喋るの早いねって言われるんですけど、またそれとは違うスピードってことですね。
宇治原 違うことなんでしょうね。その大阪弁が早いとかいうことじゃなくて、テレビのつくり自体がっていうことですよね。
わかぎ そうそう、そうそう。スピードがすごくゆっくりしているから、ちゃんと聞いてられるっていうのが、すごい印象的。あの、東京に行くと、チャカチャカしてるんですよ、作り方が。なんか、人がたくさん出ていてて、で、その人達が何か言わなきゃいけない、みたいな、なんか悲壮感の中で成り立ってるんですけど。
いやあ、ほんま、あります、あります。全然あります。
わかぎ 本当に、でもそうでしょ。でも、大阪のテレビを見てると、まあ、今日一日ぐらい俺喋らんでも、まあえっか、みたいな人が出てても全然おかしくないじゃないですか。
杉本・菅 ああ〜。
わかぎ それが、人間として、すごく安心するんですよ。本当に。見ていたら。あの、トルコに行った時に、トルコ人の友達が、人生最大の趣味は会話だって言ったんですけど、それはすごく大事なことだと思うのね。人間の最大の趣味は、例えば、僕はパソコンだとか、僕は野球だとかじゃなくて、会話だって言える人が多いことって、素晴らしいことだと思うんですけど。
確かに、大阪の方が、その、喋る時間を与えてもらえるのが長いよね。
宇治原 それは、そうですね。
全然長いですよね。
わかぎ だから本当に、人間として、大人の中で喋ってるって感じが、すごくする。だから、大人がベースっていう感じがすごくします。
宇治原 今、会話って仰いましたけども、会話ってやっぱりキャッチボールじゃないですか。それが、こう単発で誰かが自分の言いたいことだけ喋ってるっていうんじゃなくて、会話しているという雰囲気が、大阪の番組の方が…。
わかぎ 多い。
多いと思う。
わかぎ それは、人間として熟成してる、ということだと思うんです。会話ができるというのは、「はい。そうですよね。」「そうなんですよ。」とか言われても、それは、会話じゃないよね。返事やよね。あんたの言ってることっていうのは。
宇治原 ああ、そうか。ただ返事をしているとか、ということで。
東京ね。ロケ3本行ってね、3本ともカットする時あるんです。
わかぎ あはは。
どう思います?
杉本 そうなんですか。そんなことが。
わかぎ それは、ちょっと酷いよね。
宇治原 ありましたよね。それは、まあ、どっちの問題か分りませんけども。
全員 あはははは。
そっか。
宇治原 分りませんけどもね。それは。
わかぎ でもやっぱり、大人ってね。あの、おじいちゃんとか、おばあちゃんとかだけじゃなくて、その、人間として、大人って30代とか40代で、だんだん大人になっていくじゃないですか。その時に何を喋るか、何を誰と喋って会話するかで、その先がやっぱりあるから、豊かにならないと、頭の中が。ただ、ものが豊かになっただけじゃ全然駄目だと思うから。だから、大阪のテレビを見ているとすごく安心する。そういう意味では東京に行くと、誰かが、「なんとかで、かんとかで、そうなのよ。なんとかで。」って言って、みんな自分のことばっかり喋ってるから、そうじゃなくて、その人についてとか、自分はこう思って、とかいう会話をしてほしいなあって思うんですけど。
宇治原 あの、出演される場合は、頭切り替えたりしますか。
わかぎ します。完全にしますね。あの、捨てられていくから、会話しようと思っても、自分の中では捨てられていってるな。これは会話にはならんっていうところで、ガーって、こう進まれていってるから、これはもう切り替えとかないとなっていう、なんかそんな感じですよね。
切り替えなあかんねんな。
宇治原 切り替えないと。
わかぎ そういう問題じゃないねんけど。あれ、おかしいなあ。
切り替えよ。
杉本 なんか悟ったみたいですけれども。
宇治原 どうもありがとうございました。


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