Interview/インタビュー

#13橘 志帆役
吉田 羊

このドラマは私にとって宝物になりました。

ついに最終回を迎える直前、橘 志帆を演じた吉田 羊さんにラストインタビュー!毎話の見どころであるカンファレンスシーンのこと、難解な医療用語を覚える工夫、女性7人の解析診断部のチームワーク、そして母親の気持ちと、志帆を演じて感じたたくさんの思いをたっぷりお話してくれました!

クランクインから約3カ月半をふり返るといかがですか?

淋しいですね。始まった頃は“終わるのかしら?”と思いましたけど、3カ月半は終わってみるとあっという間です。
毎回の長いカンファレンスシーン、あそこを撮るたびに“今話もここまで来たな!”と思うんです。毎話の山場でしたから。でも、その山場のおかげで、団結力や一体感が生まれた。みんなでこの山を越えよう!というチーム感があり、良かったと思います。

超難解な医療用語もスルスル~と話されていましたね。

私はぜんぜん!スルスル~は(伊藤)蘭さんですよ。本当に噛まない。先輩がそうしていらっしゃるのに私は噛んでばかりで申し訳ないです。セリフの練習はずいぶんしました。医師としては普段の言葉ですし、かといって、つるつる~と言ってしまったら視聴者の皆さんに引っかからないしで、セリフとリアルの間の加減はいつも探っておりました。

どうやって覚えましたか?

字面でなんとなく想像がつくものと、まったくなんのことやらわからないものがあって。たとえば“オギルヴィー症候群”が最初はどうしても言えなくて、“おぎやはぎの……”と(笑)、身近なものに関連付けて覚える工夫も。そうでもしないと頭に入らない病名がいっぱい!

志帆を演じていかがでしたか?

自分の性格に近いところで作った役なので、すごく楽に演じさせていただいた部分と、一方で、子供を亡くした母親という面があり、それはリアルな自分にないものですから、想像力をとても鍛えられました。その想像力を大きく助けてくれたのが、真央役の(藤澤)遥ちゃんです。彼女のまっすぐで飾らないセリフ回しが、ずどんと響いた。不思議ですけど……、どの母親役をやらせていただいても、本当に、自分がお腹を痛めて産んだ子だって気になってきちゃうんです。リアルな自分が辛くなるほど役の思いを感じさせていただいたので、志帆の役は本当に貴重でした。そして、チームの皆さんからいただいた愛情がとても深かった。スタッフさんも含め、皆さんのおかげで橘 志帆としていられました。私が楽に演じることを許して下さった皆さんに作っていただいた志帆です。感謝しています。

現実のチーム感がどんどん作られることで、ドラマでの雪野(相武紗季)や葉子(伊藤 蘭)の変化に説得力がありました。女性ばかりの元気な現場は楽しかったのでは?

現実で考えると、女性ばかりの解析診断部はないですが、女性だけだからこそ、理解し合える部分、気づける部分があって、女性の持つ底力と言いますか、“気”みたいなものを引っ張っていく力は女性ならではだろう、と。漠然とした感覚ですが、ありました。

いろいろありましたが、一番大変だったシーンは?

やっぱり、毎話のカンファレンスシーンですよね。よし!今日もやるか!と気合を入れないと乗り越えられない場面でしたから。でも、不思議と、大変な山場だったシーンのほうが、終わってみると楽しかったんです。特に全員で乗り越えていくシーンは、乗り越えがいがある。一人の力ではできないけれど、みんなで力を一つにすることでやりがいが出ます。

時間も、体も、心も使ったドラマだったのですね。

思いの詰まったドラマです。この作品は私にとって宝物になりました。

Backnumber/バックナンバー

「レディ・ダ・ヴィンチの診断」
公式LINEアカウント

友だち追加数

関西テレビ ページトップへ戻る