KTV NEW MEDIA LABでは関西テレビのメディアアートへの取り組みをお伝えしていきます

KTV 〔関西テレビ放送

アルスエレクトロニカとはなんですか?



質問は簡単ですが、答えは複雑で長くなってしまいそうですね。
単純明快な答えは何かな?
アルスエレクトロニカはとても独特な組織です。
アートと科学技術と社会とを融合しようとする、それぞれの架け橋となる組織です。
それゆえ我々は様々な活動をしています。
アルスエレクトロニカは大規模なフェスティバルを毎年行なっています。
プリ・アルスエレクトロニカという国際的なコンピューターアートの賞を開催しています。
アルスエレクトロニカ・センターという教育、情報施設もあります。
アルスエレクトロニカには研究施設もあり、斬新でクリエイティブなアーティストや技術者が新たなアイデアを実現するために働いています。

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今年のフェスティバルのテーマ“repair”について。どういう意味ととらえればいいですか?


進歩や発展の中で我々はあらゆる部分で後戻りできなくなっています。
環境、気候の変動、汚染、それらはもはや迫りくる問題ではありません。我々は既に真っただ中にいるのです。
だからフェスティバルで「みんなでこの問題について考えましょう」などという必要はありません。
我々には問題を“repair”、修復するためのアイデアや方法こそが必要なのです。
我々は自然の一部を既に破壊してしまっています。だから、今できる唯一のこと、それが、“repair”、修復することなのです。

また、世界規模のIT化の中で、監視システムがプライバシーをコントロールするようになりました。
これは皆が避けたいはずでした。我々は手にした新しい科学技術は活用したい、だとしてもいい形で活用したいのです。
ですから、我々はこういった状況も“repair”、修復していかなればなりません。

フェスティバルを開催することで重要なのは、“repair”のための新しいアイデアを生み出すことです。
新しいアイデアがアーティストや作品から生まれるのはよくあることです。
アーティストが世界を別の見方でどうとらえているのか、それを見せることで、修復へと向かう人々の後押しをしたいのです。
問題があるからと言って悲観的に考えるのではないのです。
我々には多くの問題があります、しかし我々は解決できるのです、本当に今すぐにスタートすればです。

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