オンブズ・カンテレ委員会 特選賞の決定について

2012年4月13日

特選賞について

オンブズ・カンテレ委員会特選賞は、前身の関西テレビ活性化委員会から引き続き行われている選奨で、関西テレビ制作の番組・DVD等とイベント・映画・その他の活動について優れた作品・活動を表彰するものです。

募集及び審査の経過

2月 1日

全役員・社員に特選賞について告知、作品等の応募受付開始

2月17日

作品等応募を〆切 番組・DVD部門9作品、のべ10件
イベント・映画・その他活動部門5活動、のべ6件

2月21日

上記9作品ならびに5活動を投票対象に役員・社員による第1次投票を開始

2月29日

第1次投票の結果、番組・DVD部門上位5作品、イベント・映画・その他活動部門の上位3活動が決定

3月 7日

第1次投票通過8件のDVD等を第2次審査用資料としてオンブズ・カンテレ委員会 全委員に送付

4月 6日

各委員の採点を集計 結果は以下の通り

※ 番組・DVD部門

特選賞

「ドラマ レッスンズ」2011年11月27日放送

次 点

「アンカースペシャル 2つの被災地から」2011年9月10日放送
「こどもたちを守りたい〜附属池田小 10年の願い〜」2011年6月12日放送

「ドラマ レッスンズ」についての委員の講評(抜粋)

  • それぞれに母親の愛情を知らない家庭教師の大学生とその教え子が、悩みながらも、互いに触れ合うことで強く生きていく姿を丁寧に描いているところに心を打たれた。
    親子の問題を取り上げ、内容・演技とも素晴らしい。やはり賞を取る作品である。
    母性という難しいテーマにあえて取り組んだ思い切りのよさ、役者さんそれぞれの魅力を引き出した演出、丁寧な脚本など見るべき点の多い作品。キー局でなくても、見ごたえのあるドラマを制作できることを証明した点で、多くの人を勇気づけたことを評価したい。
※ イベント・映画・その他活動部門

特選賞

「映画 阪急電車 片道15分の奇跡」2011年4月23日公開

次 点

「第10回 関西テレビアナウンサー朗読会『明日への手紙』」2011年9月4日 実施

「映画 阪急電車 片道15分の奇跡」についての委員の講評(抜粋)

  • 作品としての出来、商業的な成功だけにとどまらず、地域に根ざした局として、地域活性化の一助となるコンテンツをつくりあげた点を評価したい。関西のパワーもまだまだ見捨てたものではない、もっとやれることがあるはずだと、多くの人を勇気づけた点に敬意を表したい。
    DVD販売も含め大反響があった。また、他系列の社との連携というあまり例のないことにも取り組んでいた。
    関西の私鉄である阪急電鉄を舞台にした有川浩さんの小説が、関西テレビによって映画化され、監督も関西テレビの三宅喜重氏であり、さらに興行成績の面でも成功をおさめたことは、関西の視聴者だけでなく、全国レベルで関西テレビの存在を高めることに大きく寄与したと思う。
表彰

4月13日開催のオンブズ・カンテレ委員会に引き続き、社内公開形式で、各部門の受賞者に対し、賞状、副賞の授与ならびに講評が3委員によって行われました。

以上