第10回 概要

2011年10月28日

日時

2011年10月28日 14時00分〜

出席者

蔵本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、
福井澄郎 社長

委員会では冒頭、福井社長より委員に対し2011年度上半期の業績を含む当社の最近の概況が説明されました。議事の概要は次の通りです。

視聴者からの意見等について

2011年7月から9月放送分の視聴者からの主な意見とその対応について確認しました。その結果、特に人権侵害に該当する事案はないと判断しました。
しかしながら8月に放送されたバラエティ番組において「節電」をテーマにした企画で、消費者から効果に疑問を抱く声が出ている洗濯用便利グッズを紹介したことについて、委員より「(通販番組等と異なり)通常の番組で扱う商品についての品質チェック体制ができていない部分があったのではないか」や「事前のリサーチで少し調べればわかる話で、放送局の信頼にも関わることだ」といった意見が出されました。
さらに、別のお昼のバラエティ番組において、スタジオに子役とその母親を集めた企画で、母親に対するアンケートで、女性を中心とした視聴者を不快にさせる設問を行い放送したことについて、委員より「当該番組の制作スタッフが収録中に不快感を覚えなかったのだろうか、それが問題」といった指摘や「放送倫理についての感度を磨くべき」といった意見がありました。

放送倫理会議について

東海テレビ「ぴーかんテレビ」の問題に関してBPOから全放送事業者に対して示された提言について内容を検討し、どのように対応するべきか論議されたことや、ソーシャルメディア利用ガイドラインが制定されたことが報告されました。
委員からは、今後出される提言への対応を見守っていくとともに、ソーシャルメディアについては「世間で問題がいろいろと起こっているので、注意して利用すべき」などの意見が出されました。

社員から委員への直接通知について

この期間における社員等からの「内部的自由の保障」に係る直接通知案件は、ありませんでした。

次回定例委員会日程について
2012年1月27日(金)開催予定

以上