心でつながるプロジェクト メディアリテラシー事業

出前授業

出前授業@箕面市立箕面小学校

2012年3月2日(金)

箕面市立箕面小学校に出前授業に行ってきました。
今回の生徒さんは小学5年生91名の皆さん。講師は編成局・総合情報部の社員。
テーマはずばり、「テレビの影響力」についてです。

「視聴率」から見る「テレビの影響力」

講師はまず、高校時代素人番組に出演し、そこで「テレビの影響力」を感じたことを話しました。「テレビの仕事」については、様々なスタッフの役割に触れた後、たくさんの人たちが力をあわせて一つの番組が出来上がっていることを解説。
そして本題、「テレビはなぜお金を払わなくても見られるんでしょうか?」
すぐに手を挙げた男の子が「スポンサーがCMにお金を払って番組を作っている。」と一発解答。前回も思ったのですが、イマドキの子どもたちはテレビビジネスの基本は知っているようです。
その後テーマは「視聴率」に。「視聴率は児童の皆さんのテストの成績表みたいなもので、ダメだったらここを直してがんばろうというものです。」
「じゃあ関西ローカルといえば近畿2府4県のことなんだけど、全部で何人いるかわかる人?」
「70万人」、「100万人」、「30万人」、、、どうやらこちらの数字はあまりピンとこない様子です。。
「実際には関西には2000万人強くらいの人がいるんだけど、じゃあ視聴率10%って何人が見てるんだろう?」
「200万人!」こちらは即答でした。
「これがテレビの影響力なんです。」と講師。関西ローカルの10%が200万人強ですから、全国ネットの番組ならば1000万人を超える影響力となります。

児童の皆さん 司会のアナウンサーと講師の社員

「情報の発信者」が肝に銘じるべきメッセージ

授業の様子 後半、講師は、「情報の発信者」が肝に銘じるべきメッセージとして、
「テレビは無用に人を傷つける凶器となりうる。」と話し、関西テレビがかつて番組「発掘!あるある大事典!!」で信頼を失ったことについて触れました。「どうしてそんなことになったかと言えば、一人一人が自覚しえていなかったことがあると思う。今私たちはそれを胸に刻みながら制作しています。」とお話しました。
さらに、「嘘はつかなくてもインタビューの切り取り方一つで誤解を与えること」についても触れ、社内で何人もの目を通してチェックしていることを話しました。

「情報を受け取る皆さん」へのメッセージ

授業の様子 「それでも人が作っている以上、間違えることはあります。」
だから「情報を受け取る皆さん」へのメッセージとして、
「情報をきちんと受け取るための基礎力をつけてほしい。」とお話しました。
「興味を持ったことをとことん調べてみる。本、新聞、インターネット、様々な情報源からアプローチして、自分の持っている力で嘘を見破ってやるくらいの気持ちで勉強に取り組んで下さい。」

今回は1コマという短い授業でしたが、児童の皆さんからは「これを機に番組を見る視点を変えてみようと思う。」等の感想をいただきました。

本年度の出前授業はこれにて終了になりますが、来年度は、「誰に何を伝えるか?」にもっとこだわって、引き続き活動していきたいと思います。

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