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[2010/12/06]『エキストラもドキドキしているんです…』

早朝の西宮北口に集合しました

今日から、いよいよ実際の電車を使った撮影が始まって行きます。
6800人集まったというエキストラさんから、連続で撮影に協力していただける3組の「つながり」の方の他に、その日一日ごとに、単発のエキストラさんも集めます。
今日は、平井車庫にはつながりの70人、宝塚ホテル前に30人、西宮北口には70人がスタンバイ。
そんな、西宮北口の70人の中のお一人に体験記を書いていただきました。

***エキストラ初体験***
12月6日 8時30分 西宮北口に集合 服装は10月下旬(どんな服装でいこうかな??拘束時間は午後4時までの7時間30分(長いな!!)
集合場所に行くと年齢はいろいろだけど少しおばさんが多いかな?(私を含めて)50名ぐらいいたよ。

阪急電車の車庫まで移動すると6両編成の電車が用意されていました。
すでに沢山のスタッフがバタバタされていて、機材を運び込んでいました。
その時私たちの前を見たことある女優さんが…。南果歩さんです。思わず綺麗!!
なんと私はその南さんと同じ車両でした。

全員がエキストラ

いよいよ宝塚に向けて電車は動き始めました。
出演者、大勢のスタッフ、数台のカメラ・照明・音声担当ーーーー。どんなシーンを撮るのかな?私たちはどうするのかな?
なんだかとても落ち着かずドキドキしました。ワンシーンの説明があって「騒がしいおばさんたちに対して迷惑そうなリアクションをしてください。」ということでした。
何気ないリアクションですがオーバーにならず、カメラに向かっては少し間をおいて…とか、いろいろ注文がありました。
何度もリハーサルし、何度もテストを繰り返し、やっと本番!! これもカメラを確認して何度か本番のやり直し?
やっと出たOK!! やったぁ~!

この日西北~宝塚間を6か7往復し、私が乗った車両以外にホームでも撮影が行われていました。
宝塚南口のホームでは、中谷美紀さんが出られるシーンがあったようです。
一本の映画を作るということは想像以上に時間をかけて、丁寧に大勢の労力で出来上がっていくのですね。
スタッフの皆さんには本当にご苦労様です、とお声かけしたいです。必ず映画館に行きますよ!!

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[2010/12/05]『現場のこだわりが、場面に厚みを作る』

プラモデルもつくります

映画の撮影現場に密着すると、演技する俳優さんだけでなく裏方さんのお仕事に目が行きます。
「今回は、時代設定にはそれほど苦労はしないんですが、いくつかの室内が出てくるので、それぞれの設定を考えたりと結構大変ですね。」と美術さん。
康江さんの部屋の場面では、本番間際までコースターを編んでおられたのも美術さん。それが映像にどこまで映るかは分からないけど、そのシーンの背景を訴えるためには手は抜けないんですね。

クリスマスの夜の圭一君の部屋では、軍オタの圭一君の部屋の飾りに使うプラモデルを美術さんが組み立てていました。
「説明書がないから分からない・・・」と叫びながらも細かい作業を黙々と。
棚に飾ってあるヘリコプターのプラモデルや壁にべたべた貼ってある写真、それ関係の偏った本が並んでいる本棚などで装飾されている圭一の部屋。
「たった一回のシーンで圭一の部屋のイメージを持ってもらうためには、少々過剰なぐらいにしないと伝わらないんです。100を伝えるためには120とか150とかの装飾が必要になるんです。でも、今夜のシーンは、カップルが過ごすクリスマスのシーンなので、窓の飾りやローソクなどの灯りだけなんで、あの飾りの殆どは見えないと思うんです。まあ、30%ぐらい見えたらいいのかな。後は、照明さんが上手にしてくれるでしょう。」こうして多くの人がかかわって一つの作品ができるんですね。

サンドイッチも作ります

物づくりの現場の方のこだわりが重なって、映像に厚みができていくのでしょう。
クリスマスの夜の圭一君の部屋、どんな風に見えるんでしょうか???
パンク風の服や靴が片隅にあり、押入れを改造したスペースや本棚の上にはあちこちにプラモデルの飾ってある部屋でしたよ。

最近、偶然にヘリコプターの編隊を見ると反応してしまいます(笑)

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[2010/12/05]『映画は総合芸術です!!』

カメラマンが見た風景

映画の撮影って、ものすごくたくさんのカットを撮影し、最終的に編集されて映画になると言いますね。「えっー、あんなに長い時間撮影したのに、たったこれだけ???」と言う声もよく聞きます。

ある日、撮影の合間のカメラマンさんにお聞きしました。
「僕が撮った映像が、今度は編集の人の手で編集されて、次に僕の出番があるのは色調整の時なんですよ。」
編集作業にはカメラマンが関わることはないらしい。一生懸命に撮ったシーンが使われてないこともあるのだと聞いて少しびっくり!!
「映画が総合芸術であると言われるのが、そこだと思いますね。いろんな人の目や感性で、ひとつの作品に仕上がっていくんです。一人で作っていると独りよがりになったりすると思うんですよ。これが映画の魅力だと思っています。」

今回、この阪急電車の映画制作の現場にたくさん立ち会ってきて、これからの映画の見方が変わるような気がしています。
きっと、エキストラをはじめとして、映画に携わったたくさんの人たちも、自分が関わった映画への思い入れが深くなるのでしょう。

カメラマンが見た風景

今撮られている映像の完成形を目にすることができるのは来年の4月なんですね。

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[2010/12/05]『生の字が再生されて・・・』

『生』の字再生作業中

小説「阪急電車」では、図書館で出会う男女の恋の始まりがその小説の始まりになっています。
その男女が電車内で会話するきっかけとなるのが、宝塚と宝塚南口の間を流れる武庫川の中洲にできた『生』の字の石積み。

有川浩さんが小説の構想を練られた頃に実際にあった『生』の字の石積みは、2005年の一月から一年半ぐらいありましたが、台風の影響の大水で流されて消滅していました。
ところで阪神大震災の追悼の願いもこめて美術家の大野良平さんが作られたものが、こうして小説の中で蘇っていました。

今回、この小説が映画になるということが決まってから、以前この石積みを作られた大野良平さんが中心となって『光の散歩道』というイベントの一環として再び『生』の字の石積みがつくられました。

大野良平さんの後輩になる、宝塚大学の美術系の学生さんたちの大きな協力もあり、荒れ果てていた中洲に、前回よりしっかりした石積みがこの日姿を現し、阪急電車の車窓や近くの橋から多くの人が見下ろしていました。

『生』の字再生作業中

12月18日の夜にはライトアップされるようです。河川の中なのでローソクが使えないそうで、懐中電灯でのライトアップだそうです。どんな感じになるんでしょうね~。

学生さんやたくさんの子ども達など、地域の人たちが力をあわせて作った再生を願う石積みが一日でも長く残りますように・・・。
この日の夕方に乗った阪急電車では若いカップルが早速車内から携帯で写真を撮っていました。『生』の字の石積みが作られていることがすでに知られているんですね。
これから、車内ではこの光景が多くなることでしょうね。

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[2010/12/05]『平井車庫でエキストラも一緒にリハーサル』

平井車庫に集まった大勢のエキストラ

いよいよ、電車の場面の撮影が明日から始まります。
6800人の応募したエキストラの皆さんには、順次メールでエキストラの日程が届いているようです。便宜上『つながりA』と呼ぶエキストラさんは事務所に所属する20人ほどの方々を含む80人ほどの皆さんが、これから5日間メインの電車の中の場面に参加されます。
何日にも分けて撮ることになるので、重要なところにいる人たちは同じ服装の人が必要になるんですね。入れ替わったら違和感が残るからなんですね~。

そのエキストラさんたちが、雲雀丘花屋敷駅の近くの平井車庫に集められて、電車内のシーンのリハーサルが行われました。
今日そこに来られた俳優さんたちは、康江さんや春山さんたちのおばさんのグループと結婚式へ討ち入り後の翔子さんと時江さんと孫の亜美ちゃん。

平井車庫の端っこの「休止」という札のかけられた電車のなかでは午後一時過ぎからいろいろな場面の動きの打ち合わせが続いていました。
台本を読み込んでこられた女優さんたちが、初めて実際の電車の中で動きや場所を監督さんの指示を受けながら確認していきます。たくさんの女優さんがおられる場所はピーンと張り詰めた空気が流れていきます。

休車の看板がかかった電車の中でのリハーサル

リハーサルが終わって、白いドレスを着た中谷美紀さんが目の前を通られた時には、思わず息を詰めてしまいました。

違う車両で繰り広げられている様子は、なかなかこちらまで伝わって来ませんが、張り詰めた空気だけは伝わってきました。
「こうして車庫で別撮りできる場面はまだいいとして、これから実際に動く電車を使って撮るシーンを考えると胃が痛くなってしまいます。」今回の映画の難しさがスタッフさんのお顔から伝わって来ました。どうぞ撮影が無事に終わりますように!!

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[2010/12/04]『今日、友達にプレゼントもらったんだ!!』

本番のギリギリまで、作業中

今日は、関西学院大学の撮影の後、夜のシーンの現場がありました。

かなり古い築年数の市営住宅の一室が圭一君の部屋に変身していました。
ロケハンの時に見た、住む人がいなくなって数年が経つという一室からは想像できないほど変わった現場を目の当たりにしてビックリ!!
美術さんって、本当にすごい!!美術さん恐るべし!!
撮影が始まるぎりぎりまで、その部屋の住人の趣味を象徴するようなプラモデル作りが繰り広げられていました(^_^)

「壁塗りが終わったあと、う~ん二日ぐらいは使ってここまでになったかな??今回は少し時間が使えた方ですね。」と美術さん。
軍オタの圭一君の部屋が立派に出来上がっていました。
今日は、ここで圭一君と美穂ちゃんが過ごすクリスマスの夜の撮影。コタツが置かれた小さな部屋には圭一の趣味の本やパンク風の服がぶら下がって、窓にはクリスマスの飾り。
二人がシャンパンで祝うらしく、グラスやシャンパン、そこにチキンやケーキがコタツの上に置かれる予定だとお聞きしました。

パンクで軍オタの圭一の部屋

先日の康江さんの家の時より狭い空間だったので、どうして撮るんだろう??と要らぬ心配をしてしまいました。

この日のスタッフの夕食は、カツカレーにサラダ。メニューが告げられると「うぉー」と喜びの声。やっぱりカレーって人気があるんですね。薄暗くなってきた肌寒い空の下で、三々五々舌鼓を打つ光景がありました。
今日は、お昼が早かったでしょうから、皆さんおなかすいてましたよね(^_^)

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[2010/12/04]『好天に恵まれた関学正門前撮影に視線が集まります!!』

エキストラも母校でのびのびと…

昨日の荒れた天気がうそのように、真っ青に晴れた空、紅葉した甲山を借景に、関西学院大学の正門前での撮影が昼すぎから始まりました。
50人ぐらいはいたでしょうか??事前募集した学生エキストラの方々もどんどん集まってきました。
エキストラの集合の目印は、校門前でスタッフが持っている「映画 阪急電車」という看板。それに気づいた人たちが遠巻きに増えて行きました。

ちょっと映画のネタバレになっちゃいますが、高校生の悦ちゃんが、軍オタの圭一くんと美穂ちゃんのカップルと大学の前で絡む場面が映画ではあるんです。
若いころの時江さんのご主人と、高校生の悦ちゃんの社会人の彼氏を玉山鉄二さんが一人二役です。
関西学院大学前では軍オタの圭一を勝地涼さん、その彼女の美帆ちゃんが谷村美月さん。
その日集められたエキストラの皆さんを、スタッフが慣れた感じでそれぞれに役を割り振って行きます。学内から外に出て行く学生たちの様子を再現するのですが、それを待ち構えているのは、校門の前にやぐらを組んだ上から狙うカメラ。

正門前にやぐらを組んで

何度も、何度も、角度を変えたりしながら撮影が進んでいきます。13:30から始まって16:30の完全撤収のぎりぎりまで使っていました。
「はい~、次はそれぞれに自由に話しながら歩いてね…」「は~い。次はさっきのと同じことを、今度はパントマイムでね…」ひとつのシーンにこんなにたくさんのカットを撮るんですね。パントマイムで…と指示があったのは、俳優さんの台詞だけを録ったり、通り過ぎていく人たちの足音だけを録音するんですね。
それにしても、いいお天気でしたから、関学はきっと素敵なロケーションとして映画に残ることでしょう。時計台の後ろの甲山がきれいに紅葉していました。
「映画なんて、ものすごくたくさん撮っても殆ど映らないって言うからね。。。。」と諦め半分に話していたエキストラの学生さん達もいましたが、映っているといいね!!!4月の公開を楽しみにしようね(^_^)

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[2010/12/03]『時江おばあちゃんと亜美ちゃん、犬のお散歩』

朝から宝塚南口駅の近くで撮影が行われていたようでツイッターでも「ラッキー、ベランダから撮影風景が見えてる~」などと聞こえてきていました。
少しずつ、この辺りで阪急電車のロケが始まっていることが広まってきているようです。
そりゃ~注目度が高いですからね。1週間で6800人のエキストラが集まったのをみても分かります。
この日はその後、宝塚のあちこちで撮影が進んだようですが、阪急ガーデンフィールズでの撮影が終わり撤収が始まったころから、朝のいいお天気が急変したようです。
「いや~、ずぶ濡れになっちゃいましたよ(泣)でも、撤収の時だったからよかったです。昨日の夜も、撤収の時に降られましたが、何とか雨をかいくぐってますよ~(笑)」と制作のスタッフさんはいつもの柔和な顔。
その後、お天気の回復を待って、風が吹く中、逆瀬川駅のアピア北の線路沿いで時江さんと孫の亜美ちゃんがミニチュアダックスを連れて歩くシーンなどが撮影されました。
通行人も多いところですから、さすがに多くの一般の方が気づかれ、スタッフさんたちは交通整理が大変。撮影現場に背を向けて、ひたすら通行の方に頭を下げておられました。

宮本信子さんと芦田愛菜ちゃんがおばあちゃんと孫を演じます。撮影風景を目撃できた人はラッキーでしたね。あなたが見かけたシーンを確かめるためにも、公開されたら映画館に足を運んでくださいね(^_^)

二人が向こうの方からカメラに向かって歩いてくるシーンでしたが、カメラのすぐ前までまっすぐに歩いてこられる宮本信子さんの演技は、やっぱり大きな力を感じます。演技の後はそのまますぐモニターの画面まで行かれてチェックされる宮本信子さん。にこやかに周りの方とお話されていても、監督さんとの打ち合わせやモニターチェックの目は真剣でした。
孫の芦田愛菜ちゃんは天真爛漫。少しの待ち時間にそこに落ちている葉っぱと遊んだり。かわいいですね。愛菜ちゃんファンの方も映画の公開をお楽しみに!!

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[2010/12/02]『室内撮影が多いと美術さんが大忙し~』

夙川公園での撮影が終わって次の現場へ・・・

今日は夜の撮影があったようです。
昨日、夙川の撮影が終わるころに美術さんに「今日はこれでお仕事終了ですか??」とお聞きすると「明日の準備が大変で・・・」というお返事が。
後で撮影スケジュールを見たら、今日はラブホテルの撮影だったんですね。

ラブホテル…と言えば、高校生の悦ちゃんがちょっとお馬鹿な社会人と一緒に居る…と言うシーンなんでしょうね。
実は、ロケ地をさがす『ロケハン』と言われる頃から製作スタッフさんとご一緒していたのですが、このラブホテルの候補地探しが難航していました。
ラブホテルとして世に出る場面で、なおかつ撮影隊の大人数が入って作業できる広いホテルがなかなかなかったようですね…。

きっと、こういう室内の撮影は、美術さんの出番が多いんでしょう。
すでにそこにある室内の道具を、そのまま使えないことになった時が一番大変なようですね。だって、今あるものを片付けて、撮影用の道具を並べて、また最後はきちんと現状復帰で撤収ですから…。

撮影隊は大所帯

それにしても、撤収作業が早い~~!!つくづくプロだと思います。
「その日のうちに撤収!!ということも多いですからね。」と美術さん。
そんな話を聞いている横でも、一つ一つの機材が、その役目を終えた順に片付けられていきました。

初日のワンちゃんのシーンは大変だったようですが、その後は撮影も順調!!
阪急電車が走っているシーンの実景撮影も順次撮影が進んでいるとか。

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[2010/12/01]『時江さんのご主人は、犬が苦手だった。』

犬は苦手なんです・・・

今日はダウンの上着が少し暑いくらい。そんな小春日和の午後には夙川沿いで・・・。
若いころの時恵さんとご主人が散歩するシーン。散歩の途中で、向うから来るワンちゃんを見つけて、思わずご主人が時恵さんの後ろに隠れてしまう場面の撮影でした。

時恵さんが若いときのご主人役は玉山鉄二さん。少し年代が遡るので、玉山鉄二さんはきちんと七三分けの髪型に、これも昔風の身にぴったりのセーター姿。今日もワンちゃんとの絡みがあるので何度も念入りにリハーサルがされていたようです。そのつどつどにきちんとヘアーやメイクもチェック。コマ撮りなので、そうしないと映像が繋がらないんですね。

俳優さんからはかなり離れてカメラが設置されていましたが、夙川のほとりがどんな感じで映るんでしょうね。見慣れた風景も、スクリーンで見たら感じが違うんでしょうか??
う~ん、わくわくしますね(^_^)

はい、本番!!シーン47-1-2!!

いい天気でしたから結構散歩の方も多かったようですが、撮影と気づいて足を止める方も少なく、対岸で見ておられた方もチラホラ。偶然に行き合わせた人はラッキーでしたね。
それにしても、この長い夙川公園の中で、この大井手橋の北側にされたのは何か理由があったのかしら??(いつか聞いてみたい・・・)

後ろの方で撮影を見せていただいて感じたのは、俳優さんのおられたそのあたりに植え込みが多かったこと。きっと、ファインダーから見たときの感じがいいんでしょうね。
こうして、知っている風景がスクリーンに残っていくんですね。

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