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[2010/12/30]『電車が主役の映画でした!!』

は~い、本番行きます!!

いよいよ今日が、映画「阪急電車」の撮影の最終日です。
年末も押し詰まって来ました。
撮影日程表に「電車通過を車の並走から撮影」とあるのを見つけました。
昨日の天気とは一転して、今にも雨が降り出しそうな空模様です。
朝の7時に門戸厄神と甲東園の中間ぐらいに行ってみました。スタッフの姿が見えました。「ちょっと天気が悪いのですが、何度か挑戦してみます。」という言葉に、私は三脚を立てて待ちました。

まずはテストをして感覚を確かめます。沿道の要所にはスタッフが交通整理に立っています。
あら~、心配していた曇り空から少し雨粒が・・・。車に乗せたカメラもビニールでカバーされました。

「少し暗いので、次の9時の電車まで待ちます!!」 今回の映画「阪急電車」の使用車両は、今ではだんだん少なくなってきた前に四角い白い行き先案内板がついた車両でした。 なので、本数の少ないその車両が来るのを狙っているんですね。それでないと映像が繋がりませんから。。。。。。。

電車と並んで走りました!!

この日撮った映像は果たして使われるのでしょうか??雨模様で暗かったのが気になります。

「今日、撮影が終わったらすぐ帰られるんですか??」「はい、とっとと帰りますよ~(笑)」
休みもなく行われたと言う約一ヶ月の撮影・・・本当にお疲れ様でした。

「電車のダイヤと言う制約、安全面確保と言う制約・・・いろいろ大変なこともありましたが、その代わりメリハリのある撮影が出来ましたよ。」
皆さんの汗の結晶の作品、楽しみにしています!!!!

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[2010/12/29]『武庫川の鉄橋を渡る阪急電車』

武庫川の鉄橋を渡る電車の撮影

昨日で、俳優さんが出るシーンの撮影はすべて撮り終えましたが、映画の撮影は後二日続きます。
エキストラの出番があるシーンもありました。通過していく電車を撮影するのですが、中の乗客の服装が今の季節ではないのでやはり特別列車を仕立てて走らせました。
電車の中の方は、この日も西宮車庫から乗って今津線を何往復かされたようですね。
いくつかの駅での撮影もありました。撮影隊の姿を見つけると足を止める方も多いですが「今日はもう、俳優さんが出られるシーンはありません。」というスタッフのアナウンスを聞いてその場を後にされていました。

この日は、武庫川の中洲からの撮影があると聞いて同行しました。
今津線の少し上流にある観光ダムのところにある中州にカメラを運んで、そこから電車を狙います。
ゴムボートを何往復もさせて機材や人を少しずつ運びます。機材が濡れないように気をつけながら。。。。

ゴムボートで何度も往復しました

岸では電車の通過音を音声さんが拾います。マイクはカメラと同じ位の位置に立てます。
線路方向や反対方向に向けて4本のマイクが立てられました。
「4本すべてを線路に向けると、同じ音しか取れないので、反対方向に向けることで回り込んで聞こえる音が拾えるんです。」なるほど~、奥が深いんですね。
こうして、実際に人が聞くような自然な音が映画館から聞こえてくるんですね。

私たちの目に見慣れた今津線の風景が、映画館でどのように見えるんでしょうか??
監督さん以下、大勢のスタッフの感性で作り上げられる映画。本当に楽しみですね!!

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[2010/12/28]『あ?もしもし・・・今日、行けへんことにしてん(*^_^*)』

先月、26日にクランクインした映画「阪急電車」の撮影も、いよいよ今日が俳優さんが出演する最終日となりました。
昨年の10月頃から始まったロケハンからの関わりもあり、この日の最後の撮影の後の集合写真に入れていただきました。

門戸厄神の駅では、戸田恵梨香さんと南果歩さんの撮影でした。
気分が悪くなった康江さんに付き添って電車から降りたミサちゃんがホームで過ごすシーンの撮影でした。
門戸厄神の駅は、駅の両側がすぐ横に道路です。
宅配の車のバック音がなった、、、、駐輪場に入れる人の話し声が入った、、、と、なかなか思うように本番に行けません。
トランシーバーから聞こえてくる撮影現場の様子を耳にしながら、周辺道路の整備をする人たち。これだけたくさんの人の支えがあって出来ていくんですね。映画つくりにのめりこむ人たちの気持ちが少し分かるような気がします。
戸田恵梨香さんが一足先に撮り終え、三宅監督から花束が贈られました。贈る監督も受け取る戸田さんも、見守るスタッフもみんな笑顔です。いい光景でした!!!

クリーニングの荷卸もスタッフがお手伝い

この後、南果歩さんがワンシーンだけだったんですがトラブル発生(笑)
この時、向かい側のホームからのカメラで南果歩さんを撮影していたのですが、その果歩さんの遠景に停車中のクリーニングの車が入ってしまうのが気になるようです。
しばらく待っていましたが、スタッフ4~5人が急にその車に走り寄りました。
なんと、みんなで力をあわせて、車の中のクリーニングをお店の中に運び込むのをお手伝い(笑)
無事にクリーニングの車が出た後、最後のシーンのOKが出ました。

その後は、戸田恵梨香さん南果歩さんを囲んでの大記念写真撮影会が門戸厄神の宝塚行きのホームで行われました。

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[2010/12/27]『ドアが開き、大学生たちが乗ってくる・・・』

数分間の停車の間にカメラチェックも済ませます

今回、今津線の西宮北口と宝塚の間の各駅で撮影がありました。
この日甲東園駅でも撮影がありました。年末も近づき、北風が身にしみるこの日、甲東園駅に集まったのは学生のエキストラさんたち。
関西学院大学の学生が電車に乗り込む場面と圭一と美帆が乗り込むところの撮影のようでした。
吹きさらしの駅で待つ春の装いのエキストラの女子学生の足元に容赦なく風が通り抜けます。

「そうなんですね~。関学でも撮影があったんですが、バイトのシフトで行けなかったんです。」とカイロを手にした学生さん。
「今撮っているのはどんなシーンなんでしょうかね??」と言いながら「単行本が出た時に読んだだけなので、忘れちゃってる。もう一度読まなくっちゃ!!」と笑っていました。

撮影だと気づく向かいのホームからは、俳優さんの姿を探している人も増えてきます。
電車の中のカメラが車内からホームの様子を撮影し、ドアが開くと圭一と美帆、それにエキストラが乗り込み、車内でのカメラチェックをします。
ホームのスタッフからは「はーい、時間です!!発車しますよ~~!」と時間との勝負です。

電車が入ってくるタイミングに合わせてテスト!!

「映画作りは、それぞれの持ち場の人がその持ち場しか見てませんから・・・(笑)」そんな風に話してくださった方がおられましたが、それぞれが自分の持ち場をきちんと守るからこそ、すばらしい一つの作品が出来るんですね。

この日も、停車時間数分の勝負での撮影が行われていました。

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[2010/12/26]『今津線に雪が降った日・・・』

今津線に雪が降りました

「えっ?今津線に雪が降るんですか~~???」
「(笑)ごく、局地的ですけどね・・・・」
こんな情報を小耳に挟み、大手前大学から急遽、宝塚の平林寺まで車を走らせました。

そこには、すでに美術さんがスタンバイ。
平林寺の塀の瓦の上にはうっすらと雪が積もっていました。
片隅には、この後カメラの前で降る予定の雪もスタンバイ。

「大雪の場合だったり、制作費があったら『雪屋さん』に頼むんですが・・・」と言いながら、積もっているのが『塩』で、この後降ってくるのは『デンプンから出来ている物』だと予備知識を詰め込んだ頃、カメラや照明の車が到着。
いつもながら、手早くあっという間に機材が運ばれ準備が進んでいきます。

塀の瓦越しに今津線の阪急電車が通り過ぎる数秒のタイミングにあわせて、カゴを揺らしながら雪を二人がかりで降らせます。
「まもなく、電車通りまーす」という掛け声で、カメラの前に雪が降りはじめます。
一本ごとにカメラチェックをしながら何度かトライしましたが、電車のタイミングと雪の降り方のタイミングが合わず、日没となってしまいました。

カメラの前で降らせるのはなかなか難しいんです

「たくさん降らせるほうが楽なんですよ・・・」と言いながら後日の再撮影でOKとなったようです。
映画の中では、ほんの数秒の映像となるんでしょうが、どんな雪が降っているのでしょうね??
小雪の中を走る今津線の電車の光景をお楽しみに!!!

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[2010/12/26]『ミサちゃん・・・だっけ??』

エキストラの動きを作っていきます

何度か延期になった大手前大学での撮影が、またまた午前中の撮影が押してきて、予定の時間より遅く始まりました。
早くから集まっていたエキストラの学生さんたちは春の装い。
この寒さの時期ですから学校の計らいで、撮影隊が到着まで暖房のある場所を提供されて待っていました。

カツヤが大学の構内でミサに声をかける場面が、大手前大学の図書館の屋上の広場で撮られました。「いや~、自分が映るというより、俳優さんと同じ空気を吸える体験でドキドキしています。」遠く奈良から来たと言うエキストラの大学生が話してくれました。

六甲山がすぐそこに見えるロケーションの屋上広場では、エキストラさんに役を振り分けて行く人係りの人が、参加者の服装なども見ながらグループに分けていきます。立ち位置や動き方、グループの設定などを瞬時に割り振っていきます。
「みなさ~ん、自然に~~!!」っていわれても、カメラが回っていると思うと動きがぎこちなくなります(笑) 歩いているエキストラの人たちも自分で感じているようで、テストとテストの間には「うわ~、普通はどうしてるんやろ??私(笑)」とあちこちで声が上がっていました。

「もちろん絶対に見に行きますよ!!」こうして、映画「阪急電車」のファンが増えていくんですね。

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[2010/12/26]『デコパージュを仕上げている時江さん』

デコパージュの作業を再現するテーブル

時江さんが自宅でデコパージュするシーンの撮影が宝塚南口駅近くでありました。
時江さんが住む家は、若い頃住んでいた実家・・・と言う設定になったようです。

時江さんのご主人になる人が、ワンちゃんにお尻を咬まれた家です。歳月が流れて、今は時江さんが一人で住んでいる設定になっています。
きっと、庭の椿の木も大きくなっていることでしょう。
時江さんがデコパージュに励むリビングも、昔のキャビネットがそのまま置いてあったり、新しい家具が増えたりと、時の経過や住まい方の変化を考えて美術さんが装飾します。

カメラの見えないところでは、デコパージュ用の小物の作成に余念がありません。
デコパージュの先生も見えられて、時江さん役の宮本信子さんに手順を指導します。
それを聞く宮本さんは、ひとつひとつ手順も確かめながら真剣です。
俳優さんの醍醐味は、いろんな人生を生きられることなんでしょうが、最低でもその道の人が見てもおかしくない状況を求められるんですから本当に大変な職業ですね。

時江さんが住む家は実家・・・という設定になっているんですね

この日は3つの場面の撮影がこの家で昼過ぎまで続きました。

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[2010/12/23]『でも、断ったらハブにされるんやろ~??』

狭いホームでの撮影は大変

車内で気分が悪くなった康江と隣合わせたミサが門戸厄神駅に降りるシーンの撮影があるということで門戸厄神の駅に行きました。
普段、閉まっている改札口(年に一度、厄神大祭の時の混雑時に開く改札)がスタッフの入り口となっていました。

駅での撮影は毎回独特の緊張感が走ります。
と言うのも、通常のダイヤの間を縫って走る特別列車の到着に合わせて、すべての準備が進められるからです。
俳優さんの演技はもちろんのこと、エキストラの動き、照明、音声すべてがその一瞬に息を合わさないといけないんですね。
電車が駅に止まっていられる時間はわずか。その間にカメラチェックまで済ませます。
駅周辺を整備する人たちにもその緊張感は伝わっていきます。
「映画って、総合芸術なんです。」という言葉が蘇ってきました。本当にたくさんの人たちの力がひとつになった時、いい映画ができるのでしょうね。

現場で取材していても、カメラのかなり後方からしか見えないので、そこでどんなシーンがどのように撮影されているのかはあまり分かっていないんです。ただ、現場の緊張感はひしひしと肌で感じます。

狭いホームでの撮影は大変

駅で撮影されているのが分かると、駅周辺の道路に少しずつ人だかりが出来てきます。人から人へと情報が伝わります。思わず発した「えーっ、撮影なんですか???」という一般の人の弾んだ声がNGを出すことも。。。。。。

「今回の映画はいいですよ~。楽しみにしていてください。」と何度か聞いた言葉。う~ん、公開が楽しみ!!!!

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[2010/12/19]『小林・・・と書いて、おばやしと読みます』

小林駅では何度も看板が架け替えられました

伝説の???小林(おばやし)ロケ・・・
と言われるほど盛り上がった小林駅周辺での撮影は、その加熱ぶりもあって、撮影日程がかなり延びました。

このお話で実際に駅の外に出るのがここ小林だけなんですから、中谷美紀さんに会えるかもしれないと思うと、やっぱり熱くなりますよね。

駅のベンチで休んでツバメの巣を見つける場面。
駅から出てお腹が空いていることを思い出す場面。
ふと自分の姿を見て着替えようと思う場面。
スーパーに入って買った服に着替える場面。
スーパーの前のゴミ箱に着ていた白いドレスを棄てる場面。

宝塚から西宮北口行きの往路のストーリーの中だけでもこれだけの場面があるんですね。

小林駅では何度も看板が架け替えられました

それにしてもたくさんの見物人でしたね。町の熱気が伝わるようでした。
自分達の暮らす街が映像になるって、やっぱりうれしいことですね(*^_^*)

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[2010/12/19]『パンクで軍オタの圭一』

この日のもうひとつの撮影シーンは、大学生の圭一が食堂の中で一人浮いている様子の場面でした。
新しくできたG号館二階での撮影です。
窓際にいる圭一が突然のヘリコプターの音に反応して立ち上がってしまい、周囲からの失笑を浴びてしまいます。
圭一の座っている横のテーブルに着いた男女のグループの会話のところで、監督さんの指示で何度かやり直しが入っていました。
会話の音の入り方が気になったようでした。

長い竿の先につけたマイクがカメラの画面に入らないように気を配りながら、そのマイクを音声さんも必死に支えます。
その場にいる大勢のエキストラの大学生さんたちも、緊張してパントマイムをしながら見守っていました。

テストの画面を見ながら、窓の外に映る通行人にも気を配っています。この日は、特に外の通行人用のエキストラはいなかったので普通に通る人がたまたま映り込んだりしています。
監督さんや照明さん、音声さんたちが個別に覗き込む画面を、その後ろから覗き込みながら美術さんや、制作さん、メイクさんなどが自分の持ち場の範囲のことに注意しながら見ているんですね。

画面でチェックをしながら指示が飛びます

それぞれが、持ち場ごとの回線でつながったトランシーバーでやり取りしながら撮影を支えているんですね。

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december

Writer Profile

岡本 順子 Junko Okamoto

地域情報サイト「西宮流」のライターとして、いつもアンテナを張って街を歩いています。街を歩いていると、普通の人がスルーするような事に引っかかったり、見つけてしまったりということが多い私。

面白いものをみつけたら、人に教えたくなる!!自分が感動したら、人に伝えたくなる!!そんな風にいつも記事をかいています。

西宮流:
http://nishinomiya-style.com/

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