ザ・ドキュメント

2008年1月29日(火)

企画意図

「言葉が分からないってそんなにつらいのですか。文化の違いってそんなに大変なのですか」…(滋賀県小学5年生の作文から)

ふたつの国の文化と言葉で育った日系ブラジル人3世の新人女性教諭、瑞慶山あけみさん。2007年、滋賀県の小学校教員として正式採用された。
彼女の母親ひろこさんは、外国籍児童・生徒たちや親のために、学校通訳や病院通訳でサポートする。
あけみ先生の言葉と心をつなぐ教員活動と、就学できない外国籍の子どもたちのために奔走する母親の1年を通じて、外国人と日本人が共有する「生きることの権利」と「教育を受けること」の大切さを考える。
番組内容

あけみさんは日系ブラジル人3世としてブラジル・サンパウロ州に生まれた。
彼女の父親は、18年前不況のブラジルから単身出稼ぎのため来日。1年後、母親ひろこさんは当時6歳のあけみさんと次男次女の4人で夫を追って来日した。あけみさんは当初全く日本語を話せなかった。入学した小学校ではただ一人の日系ブラジル人で、いじめにあった。
彼女は小学3年生の時、父親の転勤で滋賀県の小学校に転校した。
転校した先の担任との出会いがあけみさんの人生を変えた。勉強することの大切さを教わり、彼女自身の性格まで前向きにさせてくれた担任に憧れて、小学校教員を志すようになった。

彼女が赴任した小学校は、在籍児童数356人中、52人(南米系48人)が外国人児童。実に7人に1人が外国人児童。受け持つクラスには、来日した当時の自分と重なるブラジル人児童もいる。新学期が始まって2か月ほど経ったある日、児童の様子がいつもと違うことに気づく。

(制作協力:テレコープ)

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