ザ・ドキュメント

2006年8月10日(火)

内容

在日として生きる家族、親から子への想い-。 受け継ぐものと切り開いていこうとする未来

京都で生まれ京都で育った(チョウ)さん夫婦。
子ども3人を含め、家族5人で暮らしている。ウリハッキョ(私の学校)出身の二人は、今もそのコミュニティの中で暮らしている。
子供たちは京都朝鮮第三初級学校に通っている。給食もなく、交通費も実費。通わす保護者の負担は1ヶ月2万円程もかかる。日本の学校に通うよりも高い授業料を払ってまで、なぜウリハッキョに子どもを預けるのか-。

韓国・ソウル、ウリハッキョのコミュニティを飛び出して違う世界へ行こうとする在日三世の鄭真美(チョンチンミ)さん19歳。韓国の慶応と言われる延世(ヨンセ)大学に、大阪朝鮮高級学校で初めて現役合格した。「小さな頃から同じ子たちと同じ環境でいることがいい部分もあるが、違う世界に飛び込んでいくこともいいと思う」彼女はコミュニティを飛び出し、新たな在日としての道を模索している彼女を追う。

平成18年7月5日北朝鮮のミサイルが発射された。
大阪朝鮮高級学校の生徒たちは、修学旅行に行っていた。心配と怒りがこみ上げる親達の心境をみつめる。そして同じ日、京都朝鮮第三初級学校の4年生は、近くの公立小学校からプールを貸してもらえる交流授業の日だった。同校校長は言う。子供たちは「小さな外交官」と。

「在日やからわかることがある」
「北とも南とも違う。両方知ることは在日やからできる」
そう言う大阪朝鮮高級学校の鄭優淑(チョンウスギ)さん。

「私たちは日本で生まれたから日本の事を知っているし、文化も政治も知っている。学校で北にも行けるから文化も習ったり考えたりもできる存在。私たちが北と南を結ぶ架け橋になれるんじゃないかな」
「北の人は南のこと知らないし、南の人は北のことを全然知らない」
「唯一知ってる存在が私たち在日」 そう言う大阪朝鮮高級学校の金悠仁(キムユウイン)さん。

巷の南北関係をウリハッキョ(私の学校)を通して追ったドキュメンタリー。

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