2024年3月29日(金)深夜1:25~2:25
The indigo BUAISOUのつくるいろ

内容

The indigo BUAISOUのつくるいろ
▼伝統工芸の概念を変える 「BUAISOU」

徳島県上板町で活動する藍染め集団「BUAISOU」
NIKE、JIMMY CHOO、スタジオジブリなどと次々にコラボレーションを果たし、カニエ・ウェスト(現在の本名はイェ)やリアーナらが工房を訪れるなど世界中から注目を集めている。

伝統工芸である藍染めを生業にする彼らが、これほど注目されるのは何故なのか。
その理由を探すために取材を始めた。
The indigo BUAISOUのつくるいろ
▼藍色をつくる
まず伝統的な藍染め産業とBUAISOUで大きく違うことがある。
これまで分業が当たり前とされていた「染料づくり」と「染め」を一貫して行っていることだ。
土を耕し、藍(植物)を育て、染料(すくも)を作り、染める。
「自分たちの藍色」をつくることにこだわる彼らの姿勢こそ、世界に評価されている理由のひとつだ。
The indigo BUAISOUのつくるいろ
▼伝統との対峙
BUAISOU代表の楮覚郎(かじかくお)さん。
モノづくりにのめりこむ姿勢と自由な発想はファッションやアート業界の関係者からも評価が高い。彼に“伝統”をどう捉えているのか尋ねてみると、その答えは意外だった。

「伝統にこだわると落ちていく」

その真意はどこにあるのか。
伝統を守り続けてきた人はBUAISOUをどう見ているのか。
The indigo BUAISOUのつくるいろ
▼輝かしい歩みとその裏にある苦難
2015年の会社設立から今日まで輝かしい道を歩んできたように見えるその裏で、取材をした2年間は苦難の連続だった。
最も信頼していたメンバーの離脱。職人と会社代表、二つの立場に揺れる姿。
その先で葛藤しながら作り上げた楮さんの夢ともいえる製品とは…

「モノづくり」をして生きてゆく。ありのままの姿を4K制作の豊かな映像で描き出す。
(放送はハイビジョン)

スタッフ

ディレクター
:赤穂雄大
撮影
:樋口耕平
編集
:芳本武
プロデューサー
:宮田輝美

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